2014年07月08日

オーディション攻略法「自己評価と他己評価E(最終)」

どうも皆さんお久しぶりです
声優派遣屋の矢吹です

少し間が空いてしまいましたが、
声優派遣屋のブログ「オーディション攻略法」の第一章
自己評価他己評価」が今回でついに最終回となります。

これまで、オーディションにおける審査員の評価(=他己評価)を乗り切る手段についてそのポイントをお伝えしてきましたが、この「他己評価」を周りの友人に訊いたり、過去に自分が他人から受けた評価をもとにしたりすることで集めていただいたと思います。

自己評価とその見直し(→講座A参照)、
そしてそこに更に他己評価の視点を加えることで(→講座B参照)
自分の「本当に得意とするもの」を洗い出すことはできたでしょうか。

自分の得意なものをいくつか確認することはできましたか?

ここで前回(→講座D)でご紹介した「期待値」の原理を使うことにします。
(下図参照:近日更新予定)

どうすれば相手を自分に「一目惚れ」させ、
相手に「期待」をもってもらえるのでしょうか。

ここで初回の講座(→講座序章)でお伝えした「ギャップ萌え」を狙います。
単純に二つ以上の側面をもっているキャラクター性はこの業界にとって魅力的で、それだけで相手を惹きつける可能性が高いです。無論、徹頭徹尾 性格も言動も変わらない一貫したキャラクターの声優を募集しているオーディションなどは別ですし、中には一つの方向性(キャラクターの種類、ナレーション等の仕事の種類など)に特化した人材を欲しがる場合もあるでしょうが、この業界では多彩なスキルをもつ人材が重宝されることは間違いありません。他己評価の視点を加えたうえで自分に残った複数の長所を、うまく時間内に「2つ」出すことを頑張りましょう。3つ以上出すとたいていの場合「時間オーバー」や「中途半端」といった結果に終わります。残った長所の中から、自分がそのオーディションで見せるにふさわしいと思うものを2つ選び、自己PR、自己アピール、自己紹介、得意な演技などなど… そのオーディションの題材に組み込んでいきましょう。

ここで一つ注意しておくことは「無理に三枚目を狙う必要はない」ということです。

最近特にこの「二面性」を出そうとして、
無理に「お笑い」に走る人たちが多くみられます。
もちろん悪いとは言いません。それで審査員を笑わせられたらよいですし、
真面目な演技を「ギャップ萌え」の片側に置くなら、もう片側はその対極にある「三枚目キャラクター」ともいえます。

ただ、真の目的を思い出してください。
やべぇ、こいつ欲しい…」と相手に思わせることでしたよね。
そのためにその三枚目は果たして本当に必要なのか
もっと見せるべき自分が他にいるのではないか、再考してみてください。

誰もがお笑い芸人のようなトークで相手を笑わせることができるわけではありません。
例えば同じ話を考えて練習したとしても、自分がやると妙につまらない話に聞こえることもあります。かくいう矢吹もよく何か話をしたり作ったりすると「お前N〇Kのナレーション(やドキュメント番組)みたい」と言われます。それはそれでよいことです。ただし、普段の喋りや作る話がそう聞こえるならば、なんとなく「お笑いには」あんまり向かないんじゃないのか…というのは皆さん、予想はつくはずです。

変な話、「頑張りすぎたように見えるお笑いは痛々しい」のです。
お笑い芸人の人たちでさえ、あれだけのモノを見せるにはかなりの時間の練習をしています。

一つだけ、ギャップ萌えを狙うとよくありがちな話なのでお伝えしておきますね

正直、審査員の「感覚」が評価基準となる世界で自分を認めてもらうのは容易ではありません。しかし仮に一度失敗したからと言って諦めてはいけません。
事務所の傾向や応募したキャラクターとの相性など、自分の実力以外に自分の合格を左右する要素はたくさんあるのです。

しかし、だからといって「今回はたまたま運が悪かったんだ」ですべてを片付けてはいけません失敗したオーディションと自分の得意のどこに相違があったのかをきちんと考えなければいけませんし、時にはもう一度今の自分を「他己評価」してもらって、どう見えるのかを見直してみることも必要です。

決して簡単な道のりではありませんが、数多のチャンスのうちのたったひとつでも、掴むきっかけにこのブログがなれたら幸いです。

今後も、技術的課題や、オーディション対策など、あらゆる内容でブログを更新していきますのでよろしくお願いします


posted by Voice Closer 矢吹 at 21:23| Comment(0) | TrackBack(0) | オーディション講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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