2014年06月09日

「第二回「うまく喋るには」講座 -滑舌編A-」

どうも声優派遣屋の矢吹です

6月7日掲載の「第一回「うまく喋るには」講座 -滑舌編-」では、

結論としてまず滑舌で最も大事なことは「母音」で、
まずはこの「母音」の口の形づくりから始めよう、ということをお伝えしました。


これには
母音、つまり「あ」、「い」、「う」、「え」、「お」を発音するときの口の形を
これでもかというくらい大げさに作る練習をすることで、
私たちが実際に話をして口を動かすとき、
その口の動きに余裕をもたせてやるという意図があります。


例えばスポーツの高跳びで考えてみましょう。
そこであなたが実際には150p跳べれば合格がもらえるとします。
単純な話、だったら160p跳べるようになれば、
合格ラインの150pも跳べるだろうということです。

普段人と話をするときには、
前回お話ししたような(大げさに作ってまで開いた)口の形のままで話すことはまずないでしょう。
しかし普段の話の中でも、言葉が滑ってしまったりだとか、
言葉が途中で詰まってしまったり(いわゆる噛んでしまう現象)だとか、
そういう経験が皆さんあるのではないでしょうか。

これはつまり、
その言葉を発するために口の形を作るだけの余裕があなたにないということ。
口の動きが実際に発する言葉の口の形についていっていないのです。
老若男女.jpg

これを先ほどの高跳びの例にあてはめると、
あなたが言葉の引っかかりなく綺麗に喋ることができるだけの口の形を作ることができるというのは、
高跳びで150p跳ぶことができるということ。

そのため、実際に話すときにはそこまでしっかりとは口を開けない(150p跳べればいい)けれど、
練習の時には大げさなくらいはっきりと口の形を作る(160p跳ぶ)練習をすればいいというわけです。

下図をご覧ください。

ブログ用-力の関係-.jpg

簡単な図ですが、
上側の青線があなたの今の口の形を作る能力(あなたの力)
黄線がきれいに喋るために必要な口の形づくり能力(求められる力)
下側の赤線があなたが大げさな練習によって得る口の形づくり能力(あなたの新しい力)


「そんなこと言っても必要以上の能力がいきなり手に入ったら苦労しないじゃないか。
それが出来ないから困ってんだよ!」


というのが普通。
この話だけ聞いてもみなさんそう思われると思います。

しかしこの練習法、「母音だけを練習する」ところに意味があるのです。
「母音だけ」をまず練習するから簡単で、そして滑舌練習全部に対して効果がある。
そしてこの能力さえあれば必要十分な滑舌能力の基礎が簡単に手に入る。

なぜなのか。

本当はこっちの方が本題だったのですが…。
また次回、お話ししますね!


ラベル:声優 滑舌
posted by Voice Closer 矢吹 at 21:25| Comment(0) | うまく喋るには講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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