2014年06月13日

「第四回「うまく喋るには」講座 -滑舌編C-」

どうも、声優派遣屋の矢吹です

6月11日掲載の「第三回「うまく喋るには」講座 -滑舌編B-」では、
例えば「か」とは
「k」(クッ)と「a」(母音の「あ」)の
二つの音を組み合わせた音であるとあると説明しました。

同じように他の音も見ていくと
「ん」を除くすべての音には「a」「i」「u」「e」「o」、つまり母音が入っていて、
それらを発音する時に私たちは母音の口の形を作っていることがわかります。
(※母音の口の形の作り方に関しては「第一回「うまく喋るには」講座 -滑舌編-」をご覧ください。)

だから母音を練習することは、
その他のほぼすべての音の練習をもすることになるのです。

ここまでが前回までのお話です。


では今回はこの「母音の原理」を活用した
滑舌の必勝法をお話しします。

あなたは
きゃりーぱみゅぱみゅ」と、綺麗に発音できるでしょうか?

彼女の名前はいたるところに出てきますが、
どうにも言いにくくて仕方ない…。
日本の多くのアナウンサーさん方を苦しめるこの文字列、
そもそもなぜ言いにくいのでしょうか??

この「きゃりーぱみゅぱみゅ」を母音だけに置き換えてみましょう。
きゃ→「ky」+「a」
り→「r」+「i」
ぱ→「p」+「a」
みゅ→「my」+「u」


つまり、きゃりーぱみゅぱみゅを母音だけで表すと以下のようになります。

あいーあうあう.jpg

ぱみゅぱみゅ」の部分がなぜ言いにくいのかというと、
この「ぱみゅぱみゅ」は母音上では「あうあう」と表記できますよね。

つまりひとまとまりの単語として「ぱみゅぱみゅ」と口にする場合、
私たちの口は「あ」→「う」→「あ」→「う」と、
母音の口の形を急いで変えなければいけません。


「ぱみゅぱみゅ」がうまくいえないのは、一見「ぱ」や「みゅ」といった
少し特殊な発音が入っているからだと思われがちなのですが、
言えない原因は実はこの「あうあう」という
母音の口の形づくりが間に合っていないところにあったのです。


ゆっくりとでもいいので順番に口を「あ」→「う」→「あ」→「う」
と動かしてみてください。
大きく開いた「あ」の口と、ぐっと唇を前に突き出す「う」の口を
順番に連続して作ることは短時間の中であれば非常に忙しいことだとわかります。

そこで私たちは「きゃりーぱみゅぱみゅ」と言う前に、
何度か母音のみである「あいーあうあう」を練習しましょう。
「きゃりーぱみゅぱみゅ」と言う時の口の形づくりをしておくのです。

直前に鳴らしておくと、母音の原理が働いて、
口の動きに余裕ができてきます。
第二回でお話しした高跳びの例と一緒です。

あいーあうあう、あいーあうあう、あいーあうあう、あいーあうあう、
あいーあうあう、きゃりーぱみゅぱみゅ


ホラ、言えた!!

もちろん他の言葉にも応用できますから、
文章を読んでいて何度も詰まる個所があったら、
その個所を母音に置き換え、まずは母音のみで練習することで、
口の動きに余裕をもたせてあげましょう。


これでまた詰まらずに言える言葉が増えたはず

次回からも、滑舌をよくするために必要なテクニックを紹介していきます


ラベル:声優 滑舌
posted by Voice Closer 矢吹 at 18:28| Comment(0) | うまく喋るには講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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