2014年06月22日

「第七回「うまく喋るには」講座 -無声化B-」

どうも、声優派遣屋の矢吹です

6月19日掲載の「第六回「うまく喋るには」講座 -無声化A-」、
また20日にアップしたYouTube動画内においては、

無声化における「無声音」の出し方のほか、
5つの語句を実際に読み上げることで無声化する音はどれなのか確認しました。

今回は無声化のルールについて説明いたします。

まずは前回までのおさらいです。

@無声化すればよい音は基本的に
「き」、「く」/「し」、「す」/「ち」、「つ」/「ひ」、「ふ」/「ぴ」、「ぷ」のみ。
A無声音とはまさにこの「喉が振動しない」音のことで、できているか練習するには喉に手を当てて、喉が震えていないかをチェックする。
B無声化は音をシャープに、そして綺麗に流れるように聞こえさせるために行う。


大体こんなところが頭に入っていれば上出来でしょう。

無声化を理解するには、まず「無声子音」というものを理解する必要があります。
無声子音とは、例えば「き」でいえば
「第三回「うまく喋るには」講座 -滑舌編B-」での方法にならい、
「き」を「k」と「i」に分解した場合、子音にあたる「k」の部分です。
また無声化する音はおさらい@にもあるように、
か行、さ行、た行、は行、ぱ行しかありませんから

つまり無声子音とは「子音の中でもk、s、t、h(f)、pのこと」といえます。

無声子音.jpg

そして例えば
「きくのはな(菊の花)」をこうしてアルファベットに分解すると
k i k u n o h a n a となります。

無声化2.jpg

画像にある通り、
無声化する部分は無声子音と無声子音に挟まれた母音、ということになります。

なので、「きくのはな」の「き」を「k」と「i」分解した内の
「i」の部分が音としては消えることになります。
だから「きくのはな」は「き」が無声化する、というワケです。

そしてもう一つ、
この原則にのっとったうえでも、無声化しない部分があります。
ここでは例として「きつつき」を取り上げます。
きつつきをアルファベットにして分解すると
k i t u t u k i となります。
(※無声化における語句のアルファベット化は「たちつてと」を[ta ti tu te toとするため。])

ここでわかると思いますが、最後の「i」以外の母音「i」、「u」、「u」はすべて
無声子音である「k」か「t」に挟まれています。
じゃあ「きつつき」は最後の「き」以外すべて無声化するのかというとそうではありません。

ここで無声化の原則その2です。
「無声音は連続しない」

なのできつつきは1回目の「き」と2回目の「つ」だけを、交互に無声化するのです。

他にもまだまだ無声化のルールはありますが、今日はここまで。
また次回、復習しながら順に覚えていきましょう


ラベル:無声化 滑舌 声優
posted by Voice Closer 矢吹 at 21:14| Comment(0) | うまく喋るには講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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