2014年07月20日

「第六回「ナレーション講座D」-強調したきゃ『スロー再生』-」

どうも、声優派遣屋の矢吹です

昨日(7月19日)掲載の「第五回「ナレーション講座C」-主語と述語の関係を見つけ出せ-」では、極めてストレートなナレーションにおいては文章の中で「主語(部)」と「述語(部)」の関係性を見つけ出し、その部分は調子を下げながら読み、それ以外の部分は調子を下げることなく読む、ということをお伝えしました。

正直、これだけできていれば「極めてストレートなナレーション」として一応は認められます。「え、それだけ?」と思われるかもしれませんが、それだけです。

しかし、ただ「それだけ」なので成立はするのですがこれだけでは「味気ないナレーション」にもなってしまいますから「魅せるナレーション」にはなり得ません。


例えばあなたが

○○市民プールには毎年夏休みになると子どもたちが巨大なウォータースライダーを目的に訪れます。

という文章を、極めてストレートなナレーションで読んでください。

ただし「巨大なウォータースライダーを」という部分がしっかりと伝わるように読んでください。

と指示を受けたとしましょう。

この文章で「主・述」の関係をまず発見することが第一でしたね。
この文章では「子どもたちが」「訪れます」の部分です。

では「どこに、いつ、なぜ」訪れるのかというと
○○市民プール」に「毎年夏休みになると」「巨大なウォータースライダーを目的に」訪れるわけです。これらはこの文章の「構成」の上では二次的な情報になるため、極めてストレートなナレーションにおいては変化をつけがたい部分です

しかしこの文章を読み上げることをあなたに依頼した人物は「巨大なウォータースライダーを」という部分がよく伝わるように読むことをあなたに要求しています。しかしあくまで極めてストレートなナレーションなのでそこばかりを強く読むというわけにもいかないのです


この要求に応えるためにあなたがとることのできる選択こそが極めてストレートなナレーションの3番目のルール「B間とスピードで調節する」です。

今回はスピードについてです。

と言っておきながらやることは至極単純。

要するに「巨大なウォータースライダーを」の部分を他と比較してゆっくりと読むだけ。

ただしその前後の部分は基本一定でなければなりません。音の高さや大きさも、この「巨大なウォータースライダーを」の部分の速さを変化させたことによってガクッと下がったり上がったりしてはいけません。

自分でナレーションを録音して何度も聴きながら
スピードや音の大きさ・高さが「他の部分に影響を及ぼしていないか」をチェックしましょう。

強調したい部分だけスロー再生(0.5〜0.8倍速くらい??)、
あとはそのまま極めてストレートなナレーションの原則@Aに沿って読んでみてください


posted by Voice Closer 矢吹 at 16:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ナレーション講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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